亜醜鉞
商(紀元前16世紀~11世紀)
山東省青州市出土
鉞は武器あるいは斬首の刑具として用いられる大型の斧で、新石器時代から人の殺生権を持った権力者の象徴となっていた。本例は青州付近の豪族の墓から出土したもので、不気味な笑みがその使用目的と相俟って言葉に表せぬ凄みを醸し出している。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
亜醜鉞
商(紀元前16世紀~11世紀)
山東省青州市出土
鉞は武器あるいは斬首の刑具として用いられる大型の斧で、新石器時代から人の殺生権を持った権力者の象徴となっていた。本例は青州付近の豪族の墓から出土したもので、不気味な笑みがその使用目的と相俟って言葉に表せぬ凄みを醸し出している。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)