跪射武士俑 秦(紀元前221~207年)

1974年、陜西省臨潼縣の秦始皇帝陵2号坑より出土した、高さ120cm、重さ117kgの跪射俑である。頭部に髻を結い、長い上着を着、長いズボンをはき、脚絆を付けている。右膝を地に着け、左膝を立て、右手の指をわずかに曲げ、立て膝で弓を引く姿をしている。
表情は精悍で前方を正視している。顔面に残る顔料は極彩色であったとされる製作時の偉容を偲ばせる。

Photo & Text by 吉村 信(福井市)