陽刻鳳凰磚
隋~唐(581~907年)

宮殿の敷き石や側壁に用いられた、粘土板に吉祥水引を咥えて飛翔する鳳凰を陽刻して焼き固めた煉瓦板で、広大な宮殿の床や壁に一面に敷き詰められた威容は想像するに余り有る。

Photo & Text by 吉村 信(福井市)