鎏金銅羽人
後(東)漢(25~220年)

1987年、洛陽郊外で発掘された繊細な金象眼を施された羽人銅像である。西洋であればさしずめ悪魔像なのであろうが、中国では戦国時代(前403~221年)から、このような羽人像がみられ、佛教渡来以前の中国の古代神話時代からの想像上の妖怪であろうか?

Photo & Text by 吉村 信(福井市)