錯金銀神獣
戦国(前403~前221年)

中国河北省の省都、石家荘市にある河北省博物館に所蔵される平山県中山王陵墓出土の金銀象嵌を施された神獣である。象嵌技術はそれまでの青銅器にはなかった、色彩的な模様をつけるために編み出された手法で、中国においては戦国時代に発達した。

Photo & Text by 吉村 信(福井市)