帝后礼佛図(石窟寺)
(紀元500~504年)
洛陽東北部に位置する石窟寺(希玄寺)は、北魏宣武帝の景明年間(500~504年)に開かれた、小規模ながら質の良い北魏佛教美術を容する石窟寺院である。特に「帝后礼佛図」は洛陽龍門石窟賓陽洞のものが米国に持ち出されている現在、中国に現存する「帝后礼佛図」の中で最高のものとされている。繊細な陽刻は厳粛な式の模様を見事に表現している。
Photo & Text by 吉村 信(福井市)
帝后礼佛図(石窟寺)
(紀元500~504年)
洛陽東北部に位置する石窟寺(希玄寺)は、北魏宣武帝の景明年間(500~504年)に開かれた、小規模ながら質の良い北魏佛教美術を容する石窟寺院である。特に「帝后礼佛図」は洛陽龍門石窟賓陽洞のものが米国に持ち出されている現在、中国に現存する「帝后礼佛図」の中で最高のものとされている。繊細な陽刻は厳粛な式の模様を見事に表現している。
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