布達拉(ポタラ宮)

チベット・ラサ市のマルポリの丘に建つ13層で、高さ117.19mの宮殿である。起源は、唐時代の7世紀初頭に遡り、現在の姿の原型が完成したのは17世紀と言われ、下層の白宮と上層の紅宮から構成されている。チベット人の厚い信仰心を反映した、金・銀・宝石・珊瑚などで装飾された目も眩む数々の宝塔・佛像・唐卡タンカのレベルには圧倒される。

Photo & Text by 吉村 信(福井市)